化粧水の成分を最大限発揮するためには？肌のタイプ別におすすめの選び方もご紹介！
2021年11月19日
「なんとなく毎日スキンケアを行なっているが、効果を最大限に引き出せているのだろうか」
このようにお悩みの方もいらっしゃいますよね。
そこで、この記事では、化粧水の役割や効果、成分や正しい使い方をご紹介します。
気になる方はぜひ参考にしてください。
□化粧水の主な役割と効果とは
まずは、化粧水の役割と効果を5つ紹介します。
1つ目が、保湿です。
化粧水の主な役割のひとつは肌を保湿することです。
入浴したり洗顔をしたりした後は、一時的に肌がやわらかくなりますが、表面の水分はすぐに蒸発してしまいます。
そこで、化粧水を肌に浸透させることで、失われた水分を補って肌の柔らかさを保てます。
朝の洗顔の後や夜のお風呂上がりなど、乾燥が気になるタイミングで保湿をすることで、お肌の状態を整えられます。
2つ目が、肌トラブルの予防です。
お肌が乾燥したままだと、皮脂の分泌が過剰になり、ニキビや毛穴の黒ずみなどの肌トラブルが起きやすくなります。
そこで、化粧水を使用して水分をしっかりと補うことで、肌表面のキメが整いバリア機能が高まります。
ニキビの予防や毛穴のケアにはこまめな水分補給が欠かせません。
水分をしっかりとコントロールして、健康的でハリのある肌をつくりましょう。
3つ目が、エイジングケアです。
化粧水を浸透させることで、角質層に水分が含まれ細胞がふくらみます。
お肌のキメが整うだけで見た目の印象が変わり、年齢を重ねている方は、若々しく見えるようになります。
さらに、お肌の触り心地がなめらかになるので、メイク崩れもしにくくなるというメリットがありますよ。
□敏肌の方に合わせた化粧水の選び方とは
続いて、敏感肌の方に合わせた化粧水の選び方を紹介します。
まず敏感肌とは、角質層が乱れて肌本来のバリア機能が低下し、水分保持機能や外部刺激に対する防御機能が低下している状態です。
この状態で放置すると、ほこりや花粉、雑菌など外部に刺激で乾燥や肌荒れを起こしやすくなります。
主な症状としては、かゆみ・ピリピリとした痛み・赤み・ニキビなどがあります。
このような敏感肌状態を改善するためには、十分に水分を補給し、バリア機能を整える必要があります。
敏感肌向けの化粧水の特徴は、肌への刺激になる可能性のある成分をなるべく使用していないことです。
しかし、肌のバリア機能に必要な有効成分や保湿成分を最低限配合しているのでご安心ください。
また、肌への安全性を考慮してパッチテストをはじめとする皮膚安全性試験を実施するなど、徹底して肌へのダメージを最小限に抑える工夫がされています。
さらに、敏感肌にも3つのタイプがあります。
その3つとは、乾燥肌タイプ、脂性肌タイプ、ゆらぎ肌タイプです。
乾燥肌タイプの敏感肌は、主に肌の乾燥よってバリア機能が低下することにより、外部からの刺激に強く反応してしまうのが特徴です。
敏感肌の中でも最も多いタイプといわれています。
脂性肌タイプの敏感肌は、角質層が乾燥する「インナードライ」状態が原因です。
皮脂が過剰に分泌されることにより肌トラブルが起こりやすいという特徴があります。
ゆらぎ肌タイプとは、季節の変わり目や環境の変化、ホルモンバランスの乱れなどによりバリア機能が一時的に低下している状態の肌を指します。
□化粧水の正しい使い方とは
続いて化粧水を使用する際には、次の手順で肌に浸透させることが大切です。
1つ目が、清潔な手で化粧水をとることです。
手は、目に見えない雑菌がたくさんついているので、そのままの手で化粧水をつけると、顔にその雑菌を広げてしまいます。
2つ目が、優しく馴染ませることです。
ポイントとしては、中指と薬指の腹を使い、顔の内側から外側、下から上に向かって化粧水を広げましょう。
3つ目が、ハンドプレスです。
最後に手のひら全体を使ってやさしくハンドプレスし、美容成分をしっかり浸透させましょう。
押さえるポイントとしては、両頬から額・あごから目元の順番で、数秒間ずつ押さえるだけ良いでしょう。
また、化粧水で与えたうるおいをしっかり保持するためには、乳液で蓋をすることも忘れずにしてください。
□化粧水をつける時のポイントとは
ポイントの1つ目が、化粧水はブースターだと心得ることです。
序盤でもお伝えしましたが、化粧水だけで保湿できていると思わないことでしょう。
保湿力が高い化粧水もあるため、肌にハリが出ると勘違いしてしまいがちです。
しかし、化粧水だけで潤っていると満足してしまうのはもったいないです。
化粧水をつけた後は、乳液やクリームを上から重ねてフタをすることで、そこではじめて保湿が完了します。
後に使う美容液などの美容成分をより肌に浸透させるには、このブースターの役割をする化粧水にかかっています。
ポイントの2つ目が、たっぷりと化粧水を入れることです。
たっぷりと化粧水を塗ると光の反射で透明感アップするようにも感じられます。
その艶感が年齢を若く見せる秘訣です。
□まとめ
この記事では、化粧水の役割や効果、正しい使い方をご紹介しました。
なんとなく毎日スキンケアを行うのではなく、ポイントを押さえて意識をすることで、お肌の美しさは大きく変わります。
いつまでも綺麗な肌でいるためには、日頃のスキンケアから見直してみることをおすすめします。
